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ゴルフ会員権ニュース2010年

ゴルフ会員権ニュース10月

10-29  飯能GC(埼玉)開場50周年記念競技会、祝賀会開く
今年開場50周年を迎える飯能ゴルフクラブ(18ホール、埼玉県飯能市芦苅場495、TEL042-972-3680)は10月22日、多数の関係者を招き記念のゴルフ競技会と祝賀会を開催した。 同クラブオープンは昭和35年10月28日。
同32年に開催されたカナダカップ(現ワールドカップ)で日本選手が個人・団体ともに優勝、その後に訪れた第一次ゴルフブームの中で開場した。
同クラブではレストラン隣接の部屋で「50年振り返っ展)としてその歴史をパネル展示し、かつて所属していた青木功プロのビデをレターを流した。また、競技会には周辺ゴルフ場の理事長や支配人、地元関係者、報道関係者等が招かれ、同クラブ理事・役員等を含め80名あまりがプレーを行った。プレー後の祝賀会は飯能駅前のヘリテイジ・リゾート飯能に開場を移して開催。まず井垣昭理事長が登壇し「今ゴルフ業界は大変厳しい状況にあるが、株主会員制のクラブとして会員中心の運営を今後も続けていく。一方ゴルフ場の社会的責任も考え環境保護などの面で地域貢献し、次の50年に向けて歩んでいきたい」と挨拶した。
続いて日本ゴルフ協会竹田恆正副会長、飯能市の本橋憲一郎副市長が来賓挨拶、関東ゴルフ連盟の高橋正孝副理事長が乾杯の音頭を取りパーティが始まった。しばらく歓談した後に競技成績が発表されたが、競技志向の強いクラブだけに松下博競技委員長が同クラブでは珍しいというダブルぺリア方式で記念競技会を行ったことへの説明を加えていたのは他のクラブではあまり見られない光景だった。
10-29  太平洋クラブ、新規入会者と紹介者に様々な特典
~◆入会者にはホテル宿泊・パーティ利用・レッスン券を◆10月から新たに1組1ラウンドプレー権と記念グッズ◆年間5名以上を紹介した会員にはギフト10万円+αで
会員募集を継続して行っている㈱太平洋クラブ(半田次義社長、東京都港区、会員営業部=℡5446-1868)は、入会キャンペーン2010&ご紹介コンテスト」と して募集での入会者及び入会者を紹介した会員に様々な特典を設けて、募集を促進している。さらに、10月1日からは入会者に新たに2つの特典を設け、キャンペーンの内容を強化した。  同、キャンペーンは今年5月から開始しており、来年3月31日まで実施する。太平洋クラブは来年、創立40周年を迎えることからプレ40周年として特典をプラスしたもので、1つは「入会記念グッズ」(ボストンバッグ)進呈で、もう一つは〝「1ラウンドプレー1組ご招待の件」(土・日・祝日のプレーが可能で、プレー費用が無料の件)進呈となっている。
1ラウンド招待の対象ゴルフ場は太平洋クラブの御殿場ウエスト・江南・美野里・・市原・成田の5コースで、新規入会者はこの中から好きなコースをラウンドできる。
ちなみに、これまで行ってきた特典である、①入会後、3組10名以上のコンペ開催時に使える「コンペパーティ利用券」(パーティ料理+ソフトドリンク)と「コンペ商品券」(1万5000円相当)進呈、②太平洋クラブ直営の練習場でのレッスンで利用できる「太平洋クラブゴルフアカデミー利用券」(3万円相当)進呈、進呈、③太平洋クラブ系列の3ホテル「平日宿泊券」ペア進呈、④入会後3ヵ月以内に新規入会者で「TCカード」(10万円)プレゼントも継続している。
太平洋クラブは、太平洋アソシエイツと2つの共通会員制クラブを組織しており、それぞれ税別で200~460万円で6種類の会員を募集。このキャンペーンは、募集金額の一部を入会者に還元する企画ともいえる。
太平洋クラブでは、「募集促進と会員へのサービスを目的にこの制度を導入した。募集の促進効果は出ている」と説明している。
10-27  井上誠一氏設計の代表コース同士で平日の利用提携
~◆龍ヶ崎CCが同じ茨城県内の大洗GC、大利根CCと◆会員交流競技を行う関係から一歩進める、集客効果も◆茨城県の代表する株主会員制クラブ、利用価値高める
プレー料金の価格競争などから会員優先の倶楽部運営が難しくなっている中、コース設計者が同じ等の縁から会員の相互利用を始めるケースが増えてきた。茨城県の龍ヶ崎C(18ホール、龍ヶ崎市)は同じ井上誠一氏がコースを設計した同県の大利根CC(36ホール、板東市)と今年4月から、大洗GC(18ホール、東茨木郡大洗町)と今年7月から会員の相互利用を始めた。平日のみだが、互いの会員はグリーンフィを割引すると言う。  同CCは、両クラブの他、同じ井上氏がコースを設計した千葉県の鷹之台CC(18ホール)と年1,2回交互にコースを替えて役員と研修会会員参加によるフレンドリー・マップを開いており、同じ県内の両クラブは相互利用に発展したという。今年4月から龍ヶ崎CCと相互利用を始めた大利根CCでは、「プレー予約は所属の倶楽部事務局が行う。まだ浸透はしていないが月に10~20名程度が利用する。割引はグリーンフィの6割引きなので当CCは割高になるが、36ホールある分エントリーに余裕はある」と相互補完的な関係も生まれている。もっとも、利用提携は今のところ龍ヶ崎CCのみにとどめているそうだ。日本オープンなど公式戦も開く井上誠一氏設計の代表コースが相互利用を始めたもので、提携の組み合わせや内容は様々だが、会員にとっては利用価値が高まり、一方で倶楽部に頼らず、提携倶楽部と連携することでメリットも生まれそうだ。
10-25  筑波学園GC(茨城)更生手続きの委員が再生手続き指示
~◆◆調査報告書で流出資産の回復等で再生手続きが有利と◆同委員は再生手続きの監督委員、10月中にも再生開始か◆更生法申立の「守る会」は会員再生案作成の準備開始
筑波学園GC(18ホール、茨城県桜川市)を経営する㈱筑波学園ゴルフ倶楽部(田邊正徳社長)に関し、、水戸地裁から任命された調査委員(植崎明夫弁護士)が10月8日に最終調査報告書を提出し、再生手続きの監督委員でもある同委員が会社側が申請した民事再生手続きを支持したことが分かった。これを受け、同地裁は10月中にも’再生手続き’の開始決定を見下す見込みとなった。更生法を申し立てた会員らで組織する筑波学園ゴルフ倶楽部を守る会(海老沢稔世話人代表、連絡事務局=03-3477-0019)は、更生手続きには344名の会員が賛同していると守る会会員に報告するとともに、今回の報告書に内容から再生手続きが開始となることも予想されるが、その際には(会員による自主運営を基調とした再生計画案を策定し、田邊一族の意を受けた民事再生申立人らによる再生計画案に対抗していく所存)と表明し、会員に一致団結を呼びかけている。。
10-22  小田原城CC(神奈川)のスポンサー入札に反対を表明
~◆◆更生法申立を行った理事・委員で設立の「愛する会」◆受け皿会社設立し出資も募る、会員のみで再建図ると~
9月30日に東京地裁から更生手続きの開始決定を受けた、㈱小田原城カントリー倶楽部の更生管財人(八木清文弁護士、TEL03-3501-1938)が、スポンサーを入札で決めようとしていることに対して、同社の更生法を申し立てた会員中心に組織する(小田原城カントリー倶楽部を愛する会)(石塚浩一代表幹事)は、スポンサー募集に断固反対する決意を表明し、会員の再建に向けて受け皿会社を設立した事を明らかにした。 同会では、決意分として(会員の会員による会社更生法である」、[入札で新しい経営者を探すため会社更生法を申し立てたわけではない]とし、「スポンサー入札には断固反対。マネーゲームの材料にされるのはもうこりごり」と表明している。  同会は、小田原城CC(18ホール、神奈川県小田原市)の理事会や各運営委員会の26名で組織し、理事会を含む会員17名が8月10日に2千万円の予納金を用意して東京地裁へ㈱小田原城CCの会社更生法適用を申請(同会連絡先は会社更生法申立代理人・永和法律事務所の寺島哲弁護士他、TEL03-5776-0871)した。会員出資による会員での再建を目指し、受け皿会社の(小田原オーシャンビューゴルフ倶楽部㈱」を設立、既存会員から一口5万円〈最大10口〉で支援株主となる支援金募集も始めた。支援株主には、年会費を半額の1万5750円、口数に応じて毎年特別優待券発行、黒字決算の場合に配当金支給の特典を定め、支援金はゴルフ場譲渡代金のほか、申立費用、クラブハウス新築費用の一部に充てる方針。  同会の副幹事は「パレス時代から5回も経営が変わり、我々会員は振り回されてきた。アクティブ会員は2千名程と思うが、すでに千名近くが賛同を表明している。会員のみの出資金を集め、再建を目指す考えだ」と話している。更生法申立当初は一時運営を担当した㈱富士商会が運営協力を申し入れていたが、会員のみの再建に変更したという。  ただし、管財人はFAを通じてスポンサー選定を進めており、10月21日に第一次入札を実施、2時入札を経て11月中にもスポンサー先を決定するスケジュールとなっている。このため、愛する会ではスポンサー入札に参加するか、管財人案とは別に、会員主体の更生計画案を提出することとなるが、いずれにしても会員による再建に向けて、会員の過半数以上の参道と支援金集めを進める意向という。
10-20  芦の湖CC(静岡)期間限定で名変料値下げ!
芦の湖CC(18ホール、静岡県三島市、TEL055-985-2146)は、10月10日から平成23年10月31まで期間限定で名変料を値下げする。 正会員の名変料は通常52.5万円→21万円、正会員の同一法人内と生前贈与・相続21万円→3.15万円。なお、生前贈与の条件は同期間内、従来の二親等以内から三親等以内に緩和される。
10-20  麻生CC(茨城)開場35周年記念で来年名変料値下げ!
~◆正会員家族優遇制度も3年間実施、登録料は三千円!~
兼松系で昭和51年開場の麻生カントリークラブ(18ホール、茨城県行方市島並933、TEL0299-72-1221)は開場35周年特別記念企画として、来年1年間(1月1日~12月31日)の期間限定で名変料を値下げして特別料金で受け付ける。  期間中の名変料は税込みで正会員21万円(旧52.5万円)、平日15.75(26.25万円)生前贈与及び相続は正5.25万円(26.25万円)、平2万6250円(13万1250円)。  また、来年1月1日~平成25年12月31までの3年間、正会員1名につき家族(配偶者を含む2親等以内)1枚を登録できる。「正会員家族優遇制度」導入する。今年11月30日現在の会員が対象で、登録手続き期間は今年12月1日~来年3月31まで。登録料3000円。(3年間)で、平日会員料金、土・日祝日は会員料金プラス3000円でプレーが出来る。 ハンディキャップ取得及びクラブ競技の参加は出来ないが、女性特典として女子クラブ対抗競技に参加可能としている。
10-18  小田原城CC(神奈川)9月30日更生手続き開始
小田原城CC(18ホール、神奈川県小田原市根府川667)を経営する㈱小田原城カントリー倶楽部(吉崎弘治代表取締役、東京都新宿区下宮比町3-12、本社登記=コース)は、9月30日に東京地裁から更生手続き開始決定を受けた。管財人は保全管理人の八木清文弁護士(TEL03-3501-1938)が就任している。  更生債権又は更生担保権の届出をすべき期間は11月30日まで、一般調査期間は来年2月7日~2月21日まで、更生会社並びに届け出を下更生債権者など及び株主が更生計画案を提出する事が出来る期間は来年4月28日まで、管財人が更生計画案を提出すべき期間は来年5月31日までとなった。会員17名から8月10日に、東京地裁へ会社更生法の適用を申請され、9月3日に更生法に基づく保全管理命令を受けていた。 ファイナンシャルアドバイザー(FA)によるスポンサー選定も始まっている。
10-18  ゴールド佐野CC(栃木)10月1日から名変開始
ゴールド佐野カントリークラブ(18ホール、栃木県佐野市岩崎町1616、TEL0283-62-5711)は、10月1日から名変を開始した。  名変料は1名につき、正会員52.5万円で、同一法人内と相続・贈与(生前贈与は二親等以内)は31.5万円。年会費(4~3月)は3.15万円。入会条件は成人(20歳以上)の日本国籍者、会員2名の紹介など。名変窓口はコースとなっている。  同CCは当地で砕石業を行っていた飯田建材工業㈱(東京都)が”緑を復元する”ため、ヴィルデ佐野CCの名称で平成6年10月に開場。しかし飯田建材工業㈱が産業活力再生特別措置法を活用して事業再構築する事になり、現経営の㈱サクセスガーデン佐野(十文字弘美社長、不動産産業㈱サクセス・プロ系列)に同ゴルフ場を平成16年11月に売却。17年4月に現ゴルフ場名称に変更した。 当時在籍したいた1000名強の会員については、前経営会社が預託金の5%を返還しており、㈱サクセスガーデン佐野は預託金を一切引き継いでいなかった。 このため現経営会社では会員証を発行しておらず、年会費を納入した会員に発行した「プレーヤーズカード」が証券代わりとなる。年会費の1年滞納で退会扱いとなっており、現在の会員数は800名弱に減っているという。 ちなみに、今年4月17日に北関東道・佐野田沼ICが開通し、同CCから5分と便利になっている。
10-13  デイスターGC(千葉)11月に開場20周年リニューアル
~◆9月11日にニューベント採用し西コースをリニューアル◆電磁乗用カート初導入、セルフも受け入れ運営面を改革~
大林組グループのデイスターゴルフクラブ(27ホール、千葉県長生群睦沢町佐貫4900、TEL0475-43-0211)は開場20周年(今年11月)記念で今年2月から本格的にコース改修等を行っており、閉鎖していた西コース9ホールが9月11にリニューアルでオープンしたのを機にリモコン式乗用カートも導入して、運営面でも改革している。コース改修は、グリーン芝の張替(従来のペンクロスから床土構造はそのままにニューベントの007へ芝種転換)やバンカー、植栽など戦略性の向上が目的。9Hずつクロースして工事する計画で、今年2月から西コースの工事に着手、西コースがオープンした9月11日からは中コース、来年2月頃から東コースに移り、来年10月にすべてのグリーンの張替を終了し、、グランドオープンする予定。 また、西コースのリニューアルに合わせて、リモコン式バッテリー乗用カート(ヤマハ製5人乗り)と同カートにスコア入力付きの最新式GPSナビ(テクノクラフト製9導入、スコア入力機能は午前中ハーフでの参加費無料のオープンコンペでも活用している。施設ではキャディマスター室とスタート前テラスの庇新設、レストラン入り口横の喫煙室新設を終了。WEB予約システムを導入したホームページも9月までにリニューアルして運営したホームページも9月までにリニューアルして運営面でも変更を加え、千葉県にあることや”開放感”のあるワイドでフラットなコース”をPRしている。10月からのプレー料金8セルフ時、キャディ付は3000円増し)は、平日9300円、土曜日1万7300円、日祝日1万6300円と、セルフを始めたことで割安感も出ている。また直営のレストランでは朝食を390円から提供、昼食も料金・メニューを見直し、人気の手作りシュークリームをコンペの賞品としても提供している。  従来は大林組グループの接待ゴルフ場ということで”敷居が高い”イメージがあったが”時代の流れ”でイメージを一新している。それでも(キャディ付を6割)が利用する等利用者層はまだ大きな変化はなく、7月から始めた月曜定休日のセルフデー(スループレーで7千円前払い)も利用者の大半は東京方面とまだ浸透はしていないようだ。同クラブでは来年4月からパブリックに完全移行(経営絵は大林組の直営に変更、同庫会社で運営予定)することが決まっており、様々な点から運営面の改革を進めている。
10-8  烏山城CC(栃木)10月からプレー権の名変再開
烏山城カントリークラブ(27ホール、栃木県那須郡烏山町大字大桶2401、TEL0287-83-1100)は、10月1日から会員権の名変を再開した。名変料は正会員1名に付き31.5万円。年会費は3.15万円(4~3月)入会条件は①原則として日本国籍を有する20歳以上の方(ただし、条件を満たさなくとも理事会承認で入会可)②クラブ在籍2年以上の正会員2名の推薦、③暴力団関係でない方、④刺青を施していない方等で、女性の入会制限はない。名変窓口はコース。名変は、経営会社の㈱烏山城カントリークラブの再生手続き(平成15年8月再生計画認可)のため停止していた。継続会員には“預託金なしの新会員証”が「加藤 祺一代表取締役」名で発行されている。同CCでは「再生手続き前の旧会員権は無効。又預託金付きの会員権の名変再開はまだ」と説明、平成16年5月から無額面の50万円等で募集していた会員権は名変出来るが、19年9月から預託金付きで募集(207.5万円=内預託金50万円)した会員権はまだ名変出来ないとしている。  現会員数は個人・法人の正会員で約1050名という。
10-4  厚木国際CC(神奈川)ファミリー会員を募集
~◆正会員限定で、登録1名が平日等を会員料金で利用可!~
厚木国際カントリー倶楽部(36ホール、神奈川県厚木市下荻野1920、TEL046-241-1311は、正会員の家族を対象とするファミリー会員の新規募集を開始し、8月から会員に案内している。 ファミリー会員は、「配偶者または一新党の親族で1名限定」とし、月曜から金曜日までの平日営業日正会員と同額料金でプレーできることを基本に、特定の日曜・祝日(月2回程度設定)も同様の優待が受けられる。 募集定員及び募集期間は特に設けておらず、随時申し込みの受け付け・入会審査を行うが、入会は毎年4月と10月の2回。入会費用は会費(6ヵ月単位2万6250円)のみで、入会金や保証金の預託等はない。今のところ70名ほどの入会申し込みがあるとしており、会員からの反応も良好という。担当窓口は、経営会社である厚木国際観光㈱(東京都中央区新富1-12-12、TEL3553-3280)の会員課。同CCでは、「36ホールながら少数会員制(会員数約1400名のうち正会員は約1200名)を維持。ゆとりあるプレーのために会員優待のより一層充実が必要と考え、今後さらに増えるであろう夫婦あるいは家族でラウンドするプレースタイルの要望に対応でき、会員権の付加価値を高められるような優待制度を新設した」と説明している。平日は空いていれば2サムでのラウンドも受け付けており、また、“ファミリー会”の競技会も開催し、友人が増えるように活性化を図るという。
10-4  東千葉CC(千葉)12月再開の名変要網を正式に発表
~◆新証券は11月発行、更生手続きで預託金は1.5%◆現会員数は正424名、平日514名、他に終身~
オリックスゴルフマネジメント㈱(OGM、森田秀朗社長、東京都目黒区、TEL5487-0562)は9月28日、12月1日に名義書換えを再開する東千葉カントリークラブ(旧・東千葉カントリークラブ、36ホール、千葉県東金市滝503、TEL0475-54-2681、経営=㈱東千葉カントリー倶楽部)の名変要網を正式に発表するとともに会員数なども公表した。  名変料は、正会員105万円(年会費3.15万円)平日会員(同2.31万円、土不可)52.5万円だが、来年の5月1日まではキャンペーン期間として正73.5万円、平日36.75万円で名変を受け付ける。入会条件は人物本位で、国籍や年齢の制限は設けていない。名変が出来るのは、11月に会員に発表する予定の新証券。  名変窓口はOGMの名古屋事務所としているが、関東圏にある系列ゴルフ場の名変は東京の事務所で行う考えもあり、調整中としている。ちなみに、㈱東千葉CCは今年5月31日に更生計画案が認可決定となり、OGMのグループとなった。この更生手続きで約2100名の会員が退会し、現会員数(9月22日現在)正会員が4242名、平日会員514名、それに譲渡不可の一代会員である終身正会員128名、終身平日会員7名の計4891名としている。現会員に発送する新証券の預託金額は、旧預託金(50~3000万円)の1.5%となっている。
10-4  東急不動産、会社分割で直接保有の10コースを独立
~◆ゴルフ場の土地・建物及び付帯施設の資産を承継◆来年1月予定で、新会社・TLCゴルフリゾートが◆会員への預託金返還義務は従来通り東急不動産~
東証1部上場の東急不動産㈱(金指 潔社長、東京都渋谷区道玄坂1-21-2、TEL5456-0633)は、系列ゴルフ場21コースの内の同社がゴルフ場施設を直接保有する季美の森GC(18H,千葉)等10コースを会社分割〈分社型吸収分割〉で独立する事を9月28日開催の取締役会で決め、同日発表した。 10コースを承継するのは10月5日に設立する資産管理の新会社・TLCゴルフリゾート㈱(有馬修社長、住所同、資本金2億2000万円)で、効力発生は来年1月1日を予定している。新会社には東急不動産㈱が50%東急不動産グループで系列ゴルフ場の運営等を行う連結子会社の㈱東急リゾートサービスとコース管理や造園施工管理等を行う同じく連結子会社の㈱石勝エクステリアが各25%出資する。 この会社分割について東急不動産は「ゴルフ場事業の再構築のため」と説明している。ゴルフ場の資産を時価評価し、減損処理を行ったことも関係するようだ。 ちなみに、10コースの売上高は44.63億円(平成22年3月期)で、1コース平均は4.46億円ほど。10コースの薄価は564億円だったが、減損処理により50%以上評価額が下がり、10コースを承継する新会社の資産額は281.63憶円(負債1百万円)でスタートする予定。新会社が承継するのは10コースの土地・建物及び付帯施設の資産で、「会員の預託金返還義務については承継対象外」と発表している。この会社分割について、東急不動産は10コースの会員に対して書面で報告。そこでも「会員の皆様の預託金返還請求権は従前と変更はございません」と報告している。 分割に関係するゴルフ場は、季美の森GCの他に筑波東急GC(茨城)、那須国際CC(栃木)、小見川東急GC(千葉)、勝浦東急Gコース(同)、蓼科東急Gコース(長野)、望月東急GC(同)、有田東急GC(和歌山)、大分東急GC(大分)阿蘇東急GC(熊本)。東急不動産系列の他の11コースは直営保有ではなく、施設を保有する子会社がある。  なお、東急不動産はこの減損処理により289億円の減損損失(連結)が発生し、平成23年3月期第2四半期に計上する。ただし、同社が匿名組合出資するSPCがビルを売却し、同期に237億円の配当が受けられること等から売上高、経常利益などの業績予想を上方修正している。
10-1  首都圏ゴルフ場 コース・ハウス改造・改修等調査
~◆同商会に経営権以降の事実なく単に不法占拠と◆コース改造等は31コース、グリーン改造は峠を越える◆ハウス関係は25コースと増加傾向、新築計画目立つ◆立川国際CC武蔵CC笹井C、嵐山CCも検討と~
一季出版㈱、「2011年版首都圏ゴルフ場ガイド」(今年11月下旬発行予定)刊行に向けて、各ゴルフ場の各種情報を収集しており、今回はそのアンケートと特信がここ1年間に報じた記事をもとに、首都圏1都10県のコース・クラブハウス改造・回収状況一覧表を作成した。
58コースの内容を大別するとコースの改造・改修が31コースで、クラブハウスの新築・改修等が25コース、カート関係(カート路工事等を含む)が5コース、その他3コースとなった。(今後予定・計画を含む、複数回答あり)。昨年同時期は48コースを集計しており、それに比べコース改造等とハウス関係がともに10コース増え、ハウスの比率が増加、カート関係は8コース減などとなった。 今回も31コースと最も多かったコースの改造・改修

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