(株)平和、連結業績、今季売上高は13.7%減額予想とコロナが影響、株主優待制度も基準や優待額を改定

パチンコ等の機器メーカーで、ゴルフ場事業のPGMホールディングス(株)を完全子会社としている(株)平和は、連結業績予想及び株主優待制度を発表した。
同期の連結業績予想は、売上高が1248億円(前年同期1445億73百万円)で、営業利益69億円(235億51百万円)、経常利益63億円(232億78百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(158億72百万円)と見込んでいる。売上高の対前年度比は13.7%減となる。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を合理的に算定できないとし、株主優待制度も変更する。
同社グループが運営するゴルフ場で平日及び指定月の土日祝日の料金から1枚につき1名の支払い総額の1部から最大3500円割引が可能であったが、21年3月期は最大1000円分利用できる制度に変更する。
贈呈される株主優待券は従来100株以上だったが、200株以上に変更となる。未定としていた9月末の中間配当は40円の予想と公表した。

新東京都民G場(東京) 8月1日リニューアルオープン 5年後に桜の名所コースへと

パブリック運営の新東京都民ゴルフ場(9ホール)が8月1日にリニューアルオープンレセプションを開いた。
新たに経営母体となった医療法人社団葵会の新谷幸義理事長は、「皆様のご了解を得られればこのゴルフ場の周りに桜の木を2千本植える予定をしており、5年後は上野の公園に負けないような桜の名所、東京都民のいこいの場、区民のいこいの場、さらに健康増進の場としたい。5年後の4月15日に桜を見る会を催したいと思っております。」と挨拶した。
同ゴルフ場にゆかりのある青木功プロと倉本昌弘PGA会長が来賓として出席し、青木プロは15歳の春にキャディとして就職した思い出や世界で活躍できるようになった気持ちの持ち方、パター練習法を披露、倉本プロはPGA会長として「健康とゴルフ」をゴルフ振興に活かしたいこと、新東京都民は車がない、時間がかかるなど若者がゴルフをやらない理由を解消できると語った。
桜の名所構想は水害でダメージを受けただけに心配も先立つが、新谷理事長に尋ねると「水門を直しました。桜に囲まれた中でゴルフや散歩が楽しめます」と話している。

JLPGAツアー2試合(ニトリLとゴルフ5L)、無観客開催の準備を進める ニトリは賞金総額1億円増額

日本女子プロゴルフ協会は、8月3日、JLPGAツアー2試合についてギャラリー、選手、ボランティアの安全確保の観点から、無観客開催の準備を進めていると発表した。
8月27日から30日までの4日間、北海道小樽市の小樽CCで開催する「ニトリレディスゴルフトーナメント」と、9月4日から6日まで岐阜県のGOLF5Cみずなみコースで開催する「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」で、ニトリレディスは今季に限り、賞金総額を1億円から2億円(優勝賞金3600万円)に増額するとしている。

かごしま国体の開催延期が決定 2023年以降に!

10月3〜13日に鹿児島県で開催を予定していた第75回国民体育大会(かごしま国体)並びに第20回全国障害者スポーツ大会(かごしま大会)の延期が決定した。
ゴルフ競技は成年男子(霧島GC、霧島市)、少年男子(溝辺CC、霧島市)、女子(鹿児島高牧CC、姶良市)を予定していた。
地元の報道によると、鹿児島県ではかごしま国体とかごしま大会の2023年開催に向け関係機関と調整を進める方針であるとし、塩田康一鹿児島県知事が7月31日に山口祥義佐賀県知事を訪問して協力を要請している。ちなみに国体は、2021年の三重県、2022年の栃木県が決定、2023年は佐賀県に内定している。