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ゴルフ会員権ニュース2010年

ゴルフ会員権ニュース8月

08-30  小田原城CC(神奈川)一部会員が更生法適用申請
~◆(株)小田原城CCが債務超過等とし負債は70億円程度◆会員で自主株主運営案、一時運営の富士商会は協力となり支配権回復した矢先~
小田原カントリー倶楽部(18ホール、神奈川県小田原市根府川667)が新たな局面を迎えつつある。今年5月1日に経営権を取得したとする㈱富士商会(相生富士夫代表取締役)が経営主体となってゴルフ場を再建するとして、会員権の分割や会員権の買い取りなどを会員に提案。この際旧経営会社は債務超過で事実上破綻の状況にあると案内し、会員間に動揺が広がっていた。
その(株)富士商会は8月1日付けで同CCを会社更生法で再建する事業再生に関するお願いを会員に通知。従業員の未払い給与の支払いやコース管理等で運営が改善したと報告するも、全経営会社との経営権を巡る争いや74億円にものぼる債務超過から同社として経営を維持することは困難とし、さらに市川造園をスポンサーとする民事再生法の申請が考えられるとして、全経営者へ経営が戻らないよう会員による自主株主運営案に協力する事にしたいと案内した。申請書によると、会員数は6500名以上会員の預託金額は50億円を超え、負債総額は70億円程度と推定。会員への預託金返還に応じることもゴルフ場経営を継続することも困難として、現経営陣の排除を求めた。一方、(株)小田原城カントリー倶楽部は、富士商会が会員に通知した8月1日までに富士商会側を排除し、ゴルフ場の支配権を回復したことが分かった。富士商会に占領された5月以降も係争を続けていた模様で、支配権回復後に更生法申請をされたため、現在対応に追われている模様だ
08-27  春日居GC(山梨)に会社更生法の保全管理命令
~◆春日居観光開発が債権者から申し立てを受け19日・・・◆平成14年4月に更生計画認可も債務超過等が理由で◆同開発は信義違反と申立人側に反発、負債は10億円弱~
春日居ゴルフ倶楽部(18ホール、山梨県笛吹市)を経営する㈱春日居観光開発(稲川由太郎社長、東京都新宿区西新宿6-12-7、昭和61年8月設立、資本金1000万円)が債権者から東京地裁に会社更生法の適用を申し立てられ、8月19日に同地裁から保全管理命令を受けた。保全管理人には三森仁弁護士(あさひ法律事務所℡03-5219-2258)が選任されている。
同開発は平成4年開場の春日居GCを経営。12年には当初入会の会員が償還期限を迎えるに当たって倶楽部約款に基づく償還延長を決議、地裁レベルで償還延長容認の判決を受けるなど注目された。しかし、東京高裁で敗訴したこともあり、運営会社と合わせて13年10月に民事再生法を申請(当時の負債約250億円)、14年4月に再生計画認可となり17年に再生手続き終結決定も受けていた。再生計画では元本の99%の免除を受け、残り1%を金融機関で25年、会員など一般債権者で10年の分割返済(継続会員は1%が10年据え置きの新預託金)となっていた。
08-25  ゴルフ場企業276社決算4年振り全体でプラスに
~◆減収進むも好調な入場者状況に支えられ収益が改善◆22年紀の158社は赤字比率47.1%で約3P減らす◆有報での94社は79%が減収も最終損益で16%黒字転換◆収益上位20社ランク作成、大手2社で全体を押し上げる~
ゴルフ特信ではこのほど、過去1年間に有価証券報告書や決算公告で決算を公表したゴルフ場企業276社を集計した。集計したのは東証一部上場する(株)アコーディア・ゴルフ、PGGIH(現PGG・ホールディングス(株))、リゾートソリューション(株)の3社を含む有価証券報告書を提出した94社のほか、決算を損益計算書で公告した8社賃借対照表で公告した174社で、20年期決算(便宜上期末が20年1~12月)が2社、21年期が116社、22年期は158社となっている。その276社で当期損失(赤字)を計上したのは130社でその赤字比率は47.1%、損益額合計は204.26憶円の利益、1社当たりは7401万円の利益となった。損益が合計が年間集計でプラスとなったのは平成18年以来4年振りとなった。
08-23  NGK、経済産業省に税制改正に関する要望書提出
~◆固定資産税評価基準については市町村の不均衡是正を◆コース造成費は、償却可能な資産としての認定求める~
社団法人・日本ゴルフ場事業協会(NGK、東京都千代田区℡3864-6701)は、昨年に続き経済産業省に税制改正要望を同省のホームページを通じて先ごろ提出した。要望したのは、1.ゴルフ場用地に係る固定資産税評価基準について2.ゴルフ場利用税の公平性と公明性3.「耐用年数の適用等に関する取り扱い通達2-3-6」に見直しについて・・・の3項目となっている。
1.についてはNGK等のゴルフ団体の活動もあり、平成20年の改正で「ゴルフ場の範囲」については「現況課税」が原則となったことから、この改正後の市町村の対応について言及。〝固定資産税評価を行う市町村ごとに「ゴルフ場の範囲」認定基準が相違している。よって、税負担に不均衡が生じている〟として、〝全国統一基準による税負担の公平性の確保〟を求めた。同時に〟〝評価額算出に使用される「ゴルフ場の造成費」及び「山林に係る平均的宅造費の適正化」も要望した。2.については各ゴルフ団体が利用税廃止の署名運動を進めている最中だが、ここでは〝都道府県ごとに相違する「利用税決定基準」の是正〟プレー料金の変化に応じた税率改定〟等を求めている。3.はゴルフ団体としては初の要望となる。通達2‐3‐6では(注)として“ゴルフコースのフェアウェイ、グリーン、築山、池その他これらに類するもので、一体となって当該ゴルフコースを構成するものは土地に該当する”としている。この通達や法人税基本通達7―3―4などのため、(ゴルフコース造成日)が(非償却資産)と定義されて居るため、売上原価として認識されるべき額が不当にも除外され、売上原価無視の価格競争が生じており適正価格での営業維持を困難な状況にしている」と述べて“「ゴルフコース造成費」を他の緑化構築物と同様、償却可能な資産の認定”を求めた。
08-18  ザ・CCグレンモア9月1日から名義書換えを再開
株主会員制のザ・CCグレンモア(18ホール、千葉県印旛郡栄町龍角寺字谷田川1236-3℡0476-95-5555)は、9月1日から名義書換えを再開する。再生計画成立後初めての名変受付(株式の名義書換は受け付けていたが、クラブへの入会は停止していた。)となる。名変料は税込みで正会員(2株)が73万5000円、平日会員(1株、土不可)が36万7500円となっている。年会費は正3万9900円、平1万8900円。入会条件は、株主会員2名又は理事1名の推薦などで、年齢などは制限していないが取締役会と理事会の審査がある。名変窓口はコース。7月末時点の現会員数は正973名、平424名としている。ちなみに従来から行っている株主会員の募集(正273万5000円、平136万7500円)は継続して行う。
08-18  武蔵CC笹井(埼玉)のコース大改造、ハウス新築計画
~◆再来年1~8月(予定)にコースをクローズして実施◆コース設計は事務・ファジオ氏、1グリーン化も◆現ハウスは築50年で、事業資金は内部留保金を充当~
武蔵カントリークラブ笹井コース(18ホールM、埼玉県狭山市笹井412、Tel04-2953-2101)は再来年に向け、コースの改造計画とクラブハウスの新築計画を進めている。同CCの豊岡コース(18H、埼玉県入間市)は平成18年に新ハウスを完成させ、昨年は日本オープンの開催会場にもなった。両コース共に昭和37年の会場だが豊岡コースの方がコースとしての評価が高いこと、笹井コースのハウスは築50年を過ぎ老朽化が進んでいることなどから改造と新築が懸案となっていた。
改造・新築の工事期間は平成24年1~8月末までを予定し、その間は笹井コースをクローズする。総事業費は20億円を上回るものとみているようだが、その費用な内部留保した資金を投入すると言う。ちなみに今回の改造について同CCの池谷正成常務理事は、同CCの開放で「今後50年先を見据え、時代の変化に合わせた国際的にも一流コースとして通用するものに、改良・改善してまいります」と述べている。
08-11  相武CC(東京)10番ホール改造で全長6395Yに
相武カントリー倶楽部(18ホール、東京都八王子市大船町520、Tel 042-771-8211)は、1年ほど前から行っていた10番ミドルホールの改造を終了し、新10番ホールとして6月26日から使用を開始した。改造はストレートで296ヤードの短い10番の距離を延長する目的で行った。隣接する練習場(180ヤード、20打席)の用地を利用して、右ドッグレッグの366ヤードのミドルホールにした。これにより、同CCのコース全長は6325ヤード・パー72から70ヤード伸び、6395ヤード・パー72となった。一方、練習場は20メートル・11打席の鳥籠型の練習場に変えている。尚、同CCの運営はパシフィックスポーツ&リゾーツ(株)(PSR)で変更ない。
08-09  OGM、東千葉CC(千葉)を8月4日から運営開始~表記をクラブに変更、グループゴルフ場39か所目に~
オリックス・ゴルフ・マネジメント(株)(OGM森田秀朗社長、東京都目黒区)は、東千葉カントリークラブ(東千葉カントリー倶楽部から変更、36ホール、千葉県東金市滝503、tel0475-54-2681)を取得し、8月4日から運営を開始したと発表した。同、CCを経営していた(株)東千葉カントリー倶楽部が6月29日付けで更生計画認可決定確定となり、予定したいた会社分割を行い、新設会社の東千葉カントリー倶楽部(株)(資本金1000万円)に8月2日にゴルフ場事業を移してOGMの傘下・運営となった。
(株)東千葉カントリー倶楽部は(株)HCCに商号変更し清算手続きを行う。OGMでは都心から50キロ圏内にあり、車でのアクセスは東関道、千葉東金道路等を利用して約50分の利便性が高い立地と紹介。36ホールがゆとりのある林間コースで東コースは距離の長さとタフなセッテングが魅力、西コースはフラットながらも戦略性の高い繊細なレイアウトでゴルフが楽しめるとしている。
08-09  東松山CC(埼玉)が訴訟。会員の懲戒処分は正当
~◆半年~1年の会員資格停止は違法と訴えた会員側敗訴◆さいたま地裁熊谷支部、会員側は東京地裁に控訴する~
株主会員制の東松山CC(27ホール、埼玉県東松山市大字大谷1111)は、会員3名から訴えられた裁判で勝訴した事を、クラブと同CCを経営する㈱東松山カントリークラブの連名で会員に報告した。6月11日にさいたま地裁熊谷支部(角田ゆみ裁判官)から会員側の請求を棄却する判決が下り、「本裁判はクラブ側の主張が全面的に認められたもので、当クラブの懲戒処分の有効性が裁判により明確になりました」と報告している。その上で、判決の概要を記載している。
判決の概要に寄ると、訴えていたのはクラブの名誉を毀損し秩序を乱す行為があったとして、懲戒処分を受けた会員の内3名。会員側は〝処分は違法で無効〟と主張し、慰謝料として各100万円を㈱東松山CCに請求した。会員側は「東松山CCを愛する会」が平成19年に会員に発送した文書に、賛同者として名を連ねていた。クラブ側は、この文書が当時の理事長や副理事長を解任することが目的で、理事長などを中傷する内容を含み、事実と異なる事柄も記載しているとして問題視し、クラブ規則15条に基づき〝15条委員会〟を設置。聴聞の席を設けるなどして検討した結果、会員側に6カ月から1年の会員資格停止の処分を行った。
これに対し会員側は、1.文書の送付は正当な行為2.協力者(賛同者)として氏名を使用することを承諾したのみで、処分対象となる言動は存在しない3.15条委員会の人選も公平公正でない等適正手続きを欠くと主張した。クラブ側(㈱東松山CC側)は、1.愛する会の活動がクラブの根幹である民主的意思決定過程を脅かし、秩序を乱すものとして看過できない2.「会員側は」聴聞の席でも愛する会の趣旨に賛同するとの意思を明確にしている3.15条委員会の人選は公正と反論。裁判所は、事実関係についても検討を加え、㈱東松山CC側の主張を全面的に支持した。クラブの活動内容につても触れ「(㈱東松山CCの)委託を受けてゴルフ場施設を運営している事、組織・運営が会員の総意を反映した民主的な運営がなされる仕組みなっている事」なども認定し、「自律的な団体としての実態を有する親睦団体」としている。このような、判決を会員に報告した理由について㈱東松山CCは「事実を会員や関係者にありのまま伝えることが重要だと考えて、判決文に沿って報告を行った」と語っている。なお、会員側が東京高裁に控訴したことも報告している。
08-06  白鳳CC(千葉)名変料値下げ、資格変更も受け付け
白鳳カントリー倶楽部(18ホール、千葉県成田市磯部8、TEL0476-36-1131、経営=㈱ユニマットリバティー)は8月1日から名変料を値下げするとともに、会員資格の変更並びに終身会員(ゴールド会員)の受付を開始した。
新名変料は税込で正会員が63万円(旧105万円)、平日会員(土可)31.5万円(52.5万円)、終日会員(土不可)18.9万円(31.5万円)また、会員資格の変更を今年12月末まで、平日から正会員で31.5万円、終日から正会員で44.1万円、終日から平日会員で12.6万円の名変料で受け付ける。
終身会員は65歳以上の会員が三親等内の親族へ相続・贈与した場合に適用、本人のプレー費は終身会員料金となる。年会費は通常の半額(終身正会員で2万26250円、同平日1万6800円、同週日8925円)。ただし、終身会員は一代限りで倶楽部協議の参加資格はない。相続・贈与の名変料は正会員31.5万円、平日15.75万円、終日9.45万円、受付期限は特に定めていない。
08-06  年代性別のコース参加率女性は3.3%に拡大
~◆特に20代はコース5.1%、練習場は9.2%の高率◆女性は全世代でほぼ増加、男性は30代と60代以上で増◆全体のコース経験率24.7%、休眠率15.3%と集計◆未経験者の潜在需要4.3%。レジャー白書2010
「レジャー白書2010」によると、平成21年のゴルフ人口はコースが2年連続増、練習場が2年連続2桁増しとゴルフ人気が高まっていることを裏付けた。今回は年代性別などで紹介する。また経験率も初めて集計、ゴルフ(コース)は経験率が24.7%70万人で休眠率が15.3%とし、潜在需要は経験者で0.7%70万人、未経験者で4.3%440万人と紹介している。
08-04  ゴルフ人口連続増加、10万人増の960万人。人口増加率は1.1%増し、練習場人口は11.6%増加
~「レジャー白書2010」、今年1月にネットで調査。参加率は0.8P増の9.4%、プレー費用は若干増ゴルフ場市場規模は1兆円も料金低下で5.2%減少~
今年1月に全国の15~79歳の男女3千人を対象に行ったアンケート調査(有効回答3110人、今回からインターネット調査に変更)をもとに集計している。
ゴルフ関係では平成21年の全国ゴルフ人口(コースで昨年1回以上プレーした人口)は960万人で前年比10万人、率では1.1%の増加となった。ゴルフ関係市場については、ゴルフ場が料金低下で5.2%減少の1兆円となり2年連続減の1兆円となり2年連続減。ゴルフ練習場は1.9%増の1580億円で3年連続増。ゴルフ用品市場は10.3%の大幅減の3590億円で4年連続減となっている。
08-02  今年上半期経営交代ゴルフ場過去7年間で最少に
~◆前年同期比11コース減の30コース、内P制は5コースに◆外資系に交代したのは7コースで、前年比2コース増し◆外資が手放した4コースは、韓国系を含む外資が取得◆~
過去7年間の上半期の経営交代は、平成21年41コース、20年54コース、19年80コース、18年57コース、17年107コース、16年53コース、今年は最も経営交代が少ない上半期となった。ピーク時と比べると3分の1以下になっている。30コースの営業形態別は、会員制25コース(前年同期35コース)、パブリック制5コース(6コース)。19都道県前年23道県)に分布し、最多は北海道の6コースでこれに兵庫県3コース、茨城・千葉・熊本・宮崎の4県が2コースと続く。
関東会員権組合平成22年7月1日現在、299コース(前週比1コース増)の平均相場は199.6万円で前週比18.4万円の10.15%増(2週ぶり値上がり、売りのみは49コース前週比3コース増、買のみは21コースで前週比1コース増、H22年等に対する指数95.87)、約150コースの指定銘柄単純平均は300.0万円で前週比1.9万円、0.64%増(2週ぶり値上がり、H22年年頭に対する指数100.64)関西会員権組合平成22年7月2日現在、197コース(前週比1コース増)の平均相場は108万円で前週比1万円、0.92%減(2週ぶり値下がり、H22年年頭に対する指数91.53)
又、会員制ゴルフ場25コースで会員の処遇に関する集計では、会員の権利・義務を全て継承したのは12コース(20コース)、法的整理などで預託金をカットするなど会員の権利を変更したのが10コース(14コース)、競売などで取得し会員を切り捨てたのが3コース(1コース)となった。複雑な問題を抱えたケースが出始めてこの所会員の権利・義務を切り捨てる比率が高まりつつある。又コースを閉鎖して経営者が遁走するケースもあり、会員権への信頼感が揺らいできて

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